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2021.09.09

サイエンスゼミ 日本大学地球科学部訪問

目黒日大のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

本日はサイエンスゼミが夏季休暇中に行ったフィールドワークの様子をお伝えします。

高校2学年ではIPゼミという探求学習の時間が設けられており、興味のある分野に分かれ、研究活動を行います。

 

今回は日本大学地球科学部の教授を務められている金丸先生にお話を伺いました。

(研究テーマを発表するグループリーダー)

金丸先生は火山・岩石学を専門としています。

以前、サイエンスゼミの別のグループが金丸先生と同じ研究室を担当されており、火山・岩石学の中でも深成岩やマグマ溜りの形成に関連した分野を研究されています。

(安井先生へのフィールドワークの様子はこちらの記事をご覧ください。https://www.meguro-nichidai.ed.jp/senior/blog/17882

 

この日にフィールドワークを行ったゼミは火山に関するマグマの種類や岩石に関することを研究テーマとしており、火成岩体の形成過程や岩石の風化を研究テーマとされている金丸先生のお話は本やインターネット上から得ることができない知識ばかりで、新しいことを学び驚いた表情や専門的な内容を必死に理解しようとする生徒たちの様子が印象的でした。

生徒たちが特に興味を持っていたのが赤色立体地図を用い、活動している火山、活動休止している火山の観察です。火山などの地形の凸凹がわかりやすく、はっきり地形の形を観察することができます。

噴火している火山と噴火していない火山の違いを明確に定義することは難しいですが、この地図を見ることで活動している山かどうか地形から判断できるそうです。

(赤色立体地図で地形の観察)

このグループは「噴火している山を噴火しない山にできるのか」というのを研究テーマにプレゼン発表、個人レポートの作成を行います。

9月下旬より、いよいよゼミ内での発表がはじまります。

今回学んだ内容を最大限に生かし、素晴らしい作品を作り上げてください。

 

(サイエンスゼミ担当 清野)