Education

教育について

01 問題解決力

生徒主体の学習法で、より質の高い授業を展開し、思考力や問題解決力を養う

自身が直面している問題に対して、さまざまな情報の中から必要な情報を取り出し、自ら考え、自分なりの答えを導き出すPDSA(Plan-Do-Study-Adjust)サイクルを積み重ねます。

フィールドワーク、グループワーク、プレゼンテーションなど、多様な角度から検討し、論理的、客観的に考える活動(クリティカル・シンキング)を多く取り入れて、将来のキャリアを切り拓く力を育成します。

PDSA サイクル

目黒日本大学高等学校ではPDSAサイクルを実行しています。「Plan(計画)を「Do(実行)」し、その結果を「Study(研究)」します。さらに「Adjust(修正)」して再度、次のPlanにつなげるサイクルモデルを積み重ね、自身が直面する問題を解決する能力を身につけます。

探究学習

「単なる知識」だけではなく、「全体とのかかわりの中で知識をどのように使っていくか」に重点を置いています。さまざまな情報や出来事を「全体」で学習し、得た知識を主体的に判断しながら「個人」で学習します。その後、全体へフィードバックし、他者の意見や発想を共有することで、多様な人々と協働していくことができる人間を育成します。

IP教育 Inquiry Program
1年次のIPでは、「企業インターンワーク」に取り組みます。「企業インターンワーク」では、実在する企業から課題が課せられます。答えの無い問いに対して、企業理念を大切にしながら、メンバーで意見を出し合い、最終的にプレゼンテーションを行います。
IP ゼミ・リベラルアーツ
2 年次のIPゼミ(進学コース)では、各ゼミに分かれて研究活動を行います。リベラルアーツ(スポーツ・芸能コース)では、幅広い教養を身につけるべく、さまざまな分野にわたって探究していきます。最後は研究の集大成として発表コンクールに臨みます。
発表コンクール
1年次・2年次ともに1年間かけて調べ上げた成果を発表する大切な場です。中間発表は、すずかけ祭(文化祭)で行い、その内容をさらにブラッシュアップさせ、コンクールに臨みます。自身のプレゼンテーションスキルが向上したかを計るために、相互評価を行います。

ICT教育 Information and Communication Technology

電子黒板

デジタル教材やWebサイトを黒板上で共有できます。また、教員が作成した教材に、リアルタイムで教員や生徒が書き込んで保存ができる、双方向型の授業スタイルが実施可能です。従来の板書型の授業形態よりも効率的に時間を使用して、授業効率の向上を実現しました。全教室に整備してあります。

学習支援クラウドサービス「Classi」の導入

  • ClassiはClassi株式会社が運営するクラウドサービスです。
Classi NOTE
  • 教材にリアルタイムで書き込み・保存ができる双方向型の授業スタイルを実現
情報を共有し、ポートフォリオを作成
  • 成績や模擬試験の結果がどのように推移しているのかを蓄積し、生徒のキャリアデザインを作り上げる
  • 全教員が各生徒に関するデータを共有することで、多面的な生徒指導を実現
即時に生徒の状況を把握
  • 時間や場所などにとらわれることなく、生徒の学習量を教員が把握し情報の共有や家庭学習時間の向上を促す
  • 授業動画などの学習教材も入っており、予習で得た知識を授業で確認する「反転授業」が可能
生徒の学習意欲を促進
  • 授業や朝学習、家庭学習でウェブテストを実施
  • 瞬時に自動採点され、その場で正答率などをグラフ化
  • 生徒の理解度が低い問題を把握し、丁寧に解説することで学習効果が高まる

02 進路実現力

生徒一人ひとりの目標に合わせた教育で、
卒業までしっかりサポート

個々の希望進路に対応するため、教科で得た知識と進路指導が結びつくように進路プログラムを構築しています。
生徒が習得した知識を、進学のための道具で終わらせることなく、進路先でその力を十分に発揮できるようにサポートします。

現役合格に向けた「ハイレベルな学力」を養う取り組み ~ 学習強化プログラム ~

個人の生活スタイル、進路希望、学力に合わせた学習計画の作成を支援します。日頃の授業内容や到達レベルをしっかりと把握することで「わかったつもり」を確実に「できる」に変えます。基礎学力・入試基礎力を早期に完成させ、生徒の「自学自習の習慣」を確立させることで、第一志望合格を目指します。

学習支援センター(希望制)

学習習慣の定着を通じた難関大「現役合格力の養成」を目指す

個別指導コーナー
  • 完全オーダーメイド授業で苦手克服、定期試験・受験対策を支援
自習エリア
  • 学習に集中して取り組める空間を提供
  • 毎日20時まで利用可能
質問コーナー
  • 常駐しているチューターにいつでも質問可能

学習のPDSAサイクルを通じ、身につける自学自習の習慣によって学習時間を継続的に確保し、
塾や予備校に行かずともハイレベルな学力を着実に養成します。

  • 月額別途費用がかかります。

特別課外授業

国公立・私立の最難関大学や医学部への進学を希望する生徒を対象とした課外授業です。高校1年次より、難関大学の入試問題への対応力習得に焦点を絞り、演習を中心とした指導を行います。
授業は生徒による研究、講義、相互アドバイスを踏まえて、最終的に教師が指導するというスタイルです。英語は、英語的理解力、表現力を磨きます。数学は、同一の事象をさまざまな観点から数学的に解明する、数学的思考力を培います。国語は、多読、精読プログラムにより、論理的に文章を理解し、表現できる力を高めます。

  • 学力習熟度の高い生徒を対象
  • ICTを活用した、口頭試問や討論による指導
  • 難関大学受験指導の経験豊富な教員陣による放課後の特別課外授業
  • 1・2年次は英語・数学・国語の授業を行い、3年次は理科・地歴・公民も実施

中長期留学プログラム(希望制)

全コースを対象に中長期でニュージーランドに渡り、ネイティブに囲まれて生活することで、英語力を向上させ、自立心を養い、異文化間での高いコミュニケーション能力を身につけることを目的としています。

期間 3つの期間から選べます

3カ月
対象
1・2年生
6カ月
対象
1・2年生
12カ月
対象
1年生
  • 出発はニュージーランドの新学期転入に合わせて1月を予定。

特長

  1. 治安のよい「オークランド」「ハミルトン」の2都市から選択。
  2. 現地校の1学期(1月)に転入。
  3. 休学をせずに、現地校の修了証をもって単位として認定。
  4. 現地校から紹介された、ニュージーランド政府の法規定をクリアした信頼ある家庭にホームステイ。
  5. 出発前に留学準備・現地情報・航空券手配などの充実した説明会を複数回実施。
  6. 政府認可の語学学校で、事前にアカデミックスキル英語研修を実施。
  7. 現地オフィススタッフが24時間体制でトータルサポート。

INTERVIEW

令和3年度 卒業生

石井 武 さん

未知の世界へ挑戦し、決断力と自信をもつことができた

留学に行く前は、自分の考えや選択に自信をもつことができませんでした。留学先では、すべての決断が、私にとっての「挑戦」でした。未知の世界に飛び込み、現地の方々と交流する日々は驚きと刺激に満ちていましたし、一筋縄ではいかないことも多々ありました。成功体験だけでなく、壁にぶつかることもある中で、この留学は私を成長させてくれました。3 か月を現地で過ごした上で出逢えた方々、得られた体験、自分の目で見た風景などを通して、自分が選択したことは間違いなかったと自信を持つことができました。

03 相互理解力

他人とのコミュニケーションを通じて、
自らの成長へとつなげる

授業や講習などを通じて知識を得ることも大切ですが、挨拶や礼儀、他者とのコミュニケーションの取り方、さらには相手に対する思いやりを学ぶことも必要です。本校では、部活動、委員会活動、外部でのスポーツ活動、さらには芸能活動を応援しています。

また、学校行事も大事な学びの場です。すべての生徒が一所懸命取り組めるよう、さまざまな工夫をしています。

生徒会活動

生徒会では、全校生徒が「明るく」「忙しく」「前向きな」毎日を送れるよう、さまざまな活動の運営を通じて、かけがえのない学校生活をサポートしています。

文化祭・体育祭等の学校行事の運営
体育祭では、各委員会と協力して行事の成功をサポートします。また、生徒会から競技種目の提案も行い、その運営も行っています。自ら考え、自ら動く、そしてそれを実現させてくれる環境があります。
その他の活動
生徒から寄せられた意見をもとに、学校にさまざまな提案を行うことも生徒会の役割です。実際に、新しいネクタイ・リボンのデザインを考案したり、通学用のリュックサックを導入したり、具体的に目に見える形で実行しています。
責任感
学期末には環境委員会を中心に全校で大掃除を実施します。教室や廊下はもちろん、校内の共有スペースや選択室、玄関や自動販売機、植木や側溝まで徹底的にきれいにします。自分たちの使う施設を自分たちで清掃する。仲間と協力しながら、当たり前のことを当たり前に実践していきます。
創造力
本校の特徴のひとつでシンボルでもある、正門へ続く階段。この壁面を利用して、生徒会や広報委員会で行事や季節にちなんだ階段アートを作成しています。在校生や来校者の方はもちろん、普段からここを通る地域の方々にも、1年間を通じてその移り変わりを楽しんでもらっています。
自主性
昨年度の本校文化祭「すずかけ祭」は台風により両日中止となりました。しかし、それで諦めるわけではありません。生徒会は速やかに全校生徒の意見をまとめ、代替企画として「Re:boot すずかけ祭再起動」を実施しました。自主的に立案し、生徒の意見を学校に提案する姿勢は、本校生徒会の強みであり伝統でもあります。
協調性
クラスはもちろん、部活動や委員会活動、行事を通じて、学年を越えたかけがえのない仲間たちに出会います。みんなで協力してひとつのものを作り上げるときの達成感は、何ものにも代えがたい経験となります。ひとりではできないことも、みんなで協力すれば成し遂げることができます。このような成功体験を味わえる活動がたくさんあります。

修学旅行

step01

生徒主体の事前学習

step02

現地でのフィールドワーク

step03

学習成果のプレゼン発表

  • アメリカ合衆国(ハワイ)

  • 写真はイメージです。
  • 令和5年度実施予定。

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