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2025.05.30
【演劇部 部員報告レポート付き】大千穐楽と新作始動!
こんにちは。演劇部です。
先日、日本工学院専門学校片柳記念ホール(蒲田キャンパス)にて
高校演劇特別公演「THE 演陣 vol.1」が開催されました。
日本大学第二高等学校さんの2公演、そして本校の2公演、
合計4作品の上演となりましたが、無事、幕をおろすことができました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!
来客数は2校でのべ350名ほどご来場いただき、大盛況の中、終えることができました。

来場客がにぎわうホワイエにて観客と再会する部員たち
そして、6月は地区の短編演劇祭、すずかけ祭公演と新作が始動しております。
心に響く作品を部員共々、創り上げて参ります。
顧問代表
今井 友也
以下、部員の幡野さんがブログ用に「THE 演陣」本番までの様子を、
簡単にレポートをまとめてくれましたので、掲載させていただきます。
※写真は中学部のブログともあわせてご覧ください!
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THE 演陣では
作・演出めぐにち演劇部と今井友也
『アシタのアタシ』(中学部公演)、
作・演出めぐにち演劇部と今井友也
『ヨタヨタしてはいられない!』(高等部公演)
の2作品を上演させていただきました。
こちらは『ヨタヨタしてはいられない!』の公演までの3日間の活動報告です!
今回は、昨年度に卒業した高校3年生の先輩方を現役大学生としてゲストに迎えた、
スペシャル公演でした!

卒業生と戯れる部員たち
1日目は、舞台の広さや設計が変わったことによって追加した新しい演出を固めていきました。
使用する移動式パーテーションのセットを追加したり、
タイトルコールの演出にタブレットを使用したり、
冒頭に物語の世界観へぐっと引き込む新キャラクターを登場させたりと、
盛りだくさんです!
新しく役割が追加された人達も多く、
稽古ではお互いにタイミングの確認をしている姿がたくさんありました。

場当たり・リハーサルを仕切る舞台監督チーム

照明のプログラムとオペレーターも真剣なまなざしで
2日目は場当たり・リハーサルやゲネプロを中心に、本番当日の動きの確認をしました。
場当たり・リハーサルにかけられた時間はなんと約2時間!
通常の大会では50~70分で行わなければならないところ、
このイベントならでは、しっかりやらせていただけました。
リハーサル、ゲネプロ共に長丁場でしたが、
どちらもいよいよ観客の方々へこの舞台を見せられることを実感し、
緊張すると同時にとても楽しみになりました。
この日はまとまった稽古時間こそ取れなかったものの、
隙間時間を使って、オープニングに登場する落語家役のメンバーを中心に、
卒業生の先輩方や山崎コーチから稽古をつけてもらいました。
本作の目玉である「落語」の話し方は、
普段の稽古ではなかなか時間を取ることができない分、
集中して取り組むことができました。
3日目となる本番は、今までの公演の中でも一番楽しい時間になりました。
特に、
「本来なら一緒に舞台に立つことができなかった卒業生の先輩方と共演できたこと」
はとても嬉しかったです。
先輩方も笑顔が絶えず、演じる姿もいつも以上に輝いていました。
ご卒業、おめでとうございます。これで、本当にお別れですね。
短い期間で詰め込んだ新しい演出も無事成功し、
幕が下りた瞬間は全員で拍手。
お互いと、これまで積み重ねてきた日々をたたえあいました。
またありがたいことに、大勢の観客の方々にお越しいただき、
この8ヶ月間の集大成をお見せできたと深く感じました。

クロージングトークショーと、二高さんにプレゼントを

終演直後幕裏の様子のお写真をいただきました
今回の経験は、日本工学院専門学校の先生方、学生スタッフの方々をはじめとした
たくさんの人の支えがあってこそだと、深く実感すると共に感謝でいっぱいです。
改めまして、「THE 演陣 vol.1」にご来場いただき、誠にありがとうございました!