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2025.06.07
【高3 日常ブログ】今日より、明日へ
今日も高校生は、大忙し。
選抜クラスは共通テスト模試(昨日に続いて2日目)、
N進学クラスは土曜授業という一日でした。

模試直前に最後の追い込みをする、選抜クラス

英語コミュニケーションでのペアワークの様子
この前日までは、
秋の体育祭に向けて、学年全体練習、
今月末に迫っている「すずかけ祭」のクラス出し物について打ち合わせることで、
大いに盛り上がるなど、笑顔溢れる空間だった教室も、
この二日間は、挑む人の表情に。

すずかけ祭のクラス出し物について打合せするクラスメイトたち
通常授業の時間割と異なった時程で過ごす選抜クラスでしたが、
一度だけ偶然、N進学クラスと休み時間が重なる場面も。
「がんばってね~。」
「うん、がんばるー。ありがとう!」
そんななんでもない自然なやりとりを目の当たりにしました。
全ては明日のため。明日の自分のため。
高校3年生は受験の年。
そして、部活などの引退の年でもあります。
「明日」という文字・漢字だけみると、
その言葉はまるで明るさを試されているようで、
明るくあらねばならない、まるで明るくあることが大切というようなイメージも抱きます。
でも「明日」の語源は、
「明け」と「時(しだ)」をあわせた「明時(あけしだ)」と言われています。
つまり元来、翌朝を指す言葉だったようで、当然、その“明るさ”は問われていません。
そうですよね。
「朝」が「晴れ」とは限りません。
雨の日もあれば、曇りの朝もある。
吹雪いている夜明けもあれば、
濃霧に覆われ、先の見えない明け方もあります。
昨日はすずかけ祭準備、今日は模試・授業。そして明日は、引退がかかった公式戦。
なかなかうまくいかない、納得のいかない朝も、沢山迎えるはずです。
でも大丈夫です。
明日を迎えるということは、みんなが足掻きもがいて、今日を終えているからこそ、です。
どんな分厚い雲の上にも陽がさしているように、
その努力そのものが、太陽であることを、先生方は知っています。
がむしゃらに。今は、ただがむしゃらに。
今日より、明日へ。
念のためお伝えしておきますが、
すずかけ祭の2週間後は期末試験です。
高3担任
今井 友也