Media Policy

メディアポリシー

メディアポリシー

1.ソーシャルメディアとは

インターネット上で、利用者同士が情報を交換(送受信)することによって成り立っているメディアのことです。(ブログ、SNS、動画投稿サイトなど)また、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは、人と人との関わり合いをインターネット上で構築するサービスのことです。

ソーシャルメディアの例

動画投稿サイト(例)
Youtube、ニコニコ動画 など
SNS(例)
Twitter、LINE、Instagram など

以上のソーシャルメディアは便利な情報共有ツールであると同時に、多くの危険をはらんでいます。インターネットは世界中の人が見ています。取扱いには十分な注意が必要です。

目黒日大ではソーシャルメディアの利用は「自己責任」であると考えます。ここで目黒日大のソーシャルメディアポリシーとして、基本的な考えを示します。

2.一度投稿した内容は完全に消去することはできない

インターネット上で発言する場合は、その発言が適正かどうか、冷静に一度考えてから発言するよう心掛けてください。一時の感情で発言するのは大変危険です(イライラしていたり、気持ちが高ぶっていたりするときは特に注意が必要です)。一度インターネット上で発言してしまうと、自分では削除できても、情報を完全に消去することはできません。

仮に、閲覧を制限していても、友人含め、誰かが共有できる環境であるならば、一度発信した情報はスクリーンショットなどでも保存できます。一度共有された情報は、自分ではコントロールできないと思ってください。偽名を使っていても、追跡ツールを使えば、誰が発言したか、どの端末から発信したかを調べることもできます。一つ一つの発言は、一度発言したら消えない責任の大きいものであるという自覚が必要です。

現在一般企業などでの採用で、企業の方が個人の名前を検索することも増えているそうです。これまでの書き込みや行動で、将来就職活動が上手くいかなくなることもあるかもしれません。未来の自分のためにも、正しい使い方を心掛けるようにしましょう。

3.インターネット上の情報は必ずしも正しいものではない

インターネット上の書き込みが、すべて正しいものとは限りません。どこからの情報(ソース)かきちんと把握したうえで使用するようにしましょう。無責任な情報の拡散は、自らを被害者から加害者へと変えてしまいます。

4.むやみに個人情報の書き込みを行わない

自らの個人情報を載せることで、自分だけでなく、家族、友人に迷惑がかかることもあります。あなたの情報を知った人間が、あなたのプライベートや友人関係を保護・尊重してくれるとは限りません。学校、クラス、住所、連絡先など、個人情報の書き込みは行わないようにしましょう。また、スマートフォンなどで撮影した写真には、位置情報が記録されている場合があります。わからないだろうと自分の何気ない写真をのせても、位置情報から自分の住所近辺が特定されてしまう可能性もあります。

個人情報に関する書き込みは、自分だけでなく、友人や他者に関しても同様です。友人や他者の情報を載せることは、プライバシーの侵害にあたり、インターネット上の危険にさらしてしまうことにもつながります。友人や他者のことを載せる場合は、どんな些細なことでも許可をもらってからにしましょう。

5.他者を中傷する内容は記載しない

他者を誹謗中傷する発言はしないようにしましょう。攻撃性の高い言葉は、文字で表すと特に誤解を与えることが多いです。学園、生徒、教職員、学校関係者の名誉、または社会的信用を著しく傷つけた場合は、学園は毅然とした態度で指導を行っていきます。

6.日常生活でしないことはインターネット上でもしない

インターネット上でも、発言や行動には責任が課せられます。日常生活で言えないこと、しないことはインターネット上でもしてはいけません。その発言が普段の生活の中で大声で周りに言えることか、10年後に見られても大丈夫なことか、それを踏まえた上で発言をしましょう。また、自分がされて嫌なことは、他人にしてはいけません。また、自分がされても大丈夫なことも、人によっては受け取り方が違う可能性もあります。相手のことを考えて発言することを心掛けましょう。

7.困ったら相談する

ソーシャルメディアに関して、困ったことがあればすぐに保護者や先生に相談するようにしてください。放っておいてどうにかなることはありません。大きなトラブルになる前に、早めに相談をしてください。

8.保護者の責任

携帯電話・スマートフォンを「持たせること」「使わせること」は保護者の責任であることを理解してください。使い方や、約束など正しい使用方法を家庭でも指導してください。何か起きてしまった場合、責任は契約者である保護者にあることを理解してください。

また、携帯電話・スマートフォンの利用時間について、家庭内におけるルールをつくることを奨励します。社会全体においても、長時間つかうことによる「依存」の問題や夜中まで使い続けることによる生活リズムの乱れが懸念されています。さらに、携帯電話・スマートフォンの利用時間と学習の成果との相関関係も心配される点です。

まずは、本人と保護者の間において、携帯電話・スマートフォンの使い方や使用方法などについて話し合ってください。